
人には「自然治癒力」という力が備わっています。
生まれながらにして持っている、ケガや病気を治す力のことです。
例えばなにかにつまずいて転んでひざを擦りむいたとき、
とくに治療という治療をしなくても、
自然とかさぶたができ肌を再生してくれますよね。
手術や薬の投与などしなくても、体自身が治すことをいいます。
「自己治癒」ともいいますね。
病気やケガをしても治す力、
ストレスに負けない免疫力を持つということは、とっても大事なことです。
自然治癒力を高めるのに大事なこと
では、
自然治癒力を高めるには、何が一番良いのでしょうか?
しっかり睡眠をとる?
栄養のあるものをたくさん食べる?
適度な運動を心がける?
規則正しい生活をする?
どれも健康的で良い生活習慣を過ごすのに、大切なことですよね。
もちろん間違ってはいませんが、そのどれでもありません。
自然治癒力を高める、
ストレスや病気に打ち勝つ1番の特効薬。
それは、「笑い」であるとされています。
意外でしたか?
笑いはストレスを低下させてくれます。
さらに、病気と戦うのに必要な細胞を増加させます。
わくわくしたりウキウキしたり、
楽しみや期待感で気持ちが高揚すると、ストレスが押さえられるのです。
日頃からプラスの気持ちを持っているだけで、
免疫力を高めるのに良いということ。
明るく笑いのある環境
お腹の底から笑ったこと、
大人になってからどれくらいありますか?
子どものころに比べると、
感情を思いっきり出すことって少なくなるんではないでしょうか。
ある調査結果によると、
子ども(幼児)が1日平均300~400回笑うのに対し、
大人の1日の平均はなんと15回といわれています。
確かに仕事だったり家庭だったり、人間関係だったり、
大人は悩みがつきないこともストレスも多いです。
でもだからこそ、思いっきり笑って、
ストレスを低下させ、自然治癒力(免疫力)を高めておくことが大事なのです。
笑いは人の薬
「笑う門には福きたる」は、よく耳にすることわざですよね。
笑いの絶えない家には、自然と幸福がやって来るということです。
では、
「笑いは人の薬」ということわざがあるのご存じでしょうか?
笑いは人の薬:
適度に笑うことは、心と体の健康のためには、いい薬となるということ。
笑うということは、
心はもちろん、体の健康のためにも良いということです。
昔は言い伝えでしかなかったかもしれません。
しかし、近年では医学的研究も進められ、実証されています。
日頃の心のあり方
ストレスに打ち勝つ、自然治癒力を高める、病気と戦う
特効薬ともいわれる「笑い」。
それには「心のあり方」が大事になって来ます。
人には誰しも笑えない時ということがあると思いますが、
リラックスして「楽しむ」「笑う」。
そんな時間をつくって、自分自身の薬を見つけてあげるといいですね。
心身ともに高い効果で得られるという「笑い」。
日頃から心のあり方を気にして、
ストレスをため込まない、自然治癒力の高い体を目指しておきましょう。
最終更新日:2016/10/09