経絡は血管じゃない?耳つぼはツボじゃない?

経絡は血管じゃない?耳つぼはツボじゃない?

耳つぼの基本から耳つぼジュエリーの貼り方まで学べる
耳つぼアーティスト資格取得講座。
その講座内で受けた質問です。

気・血の流れるルートというのは、
血管とは違うのですか?

結論から言うと、血管ではありません。
では、そのルートというのは、どういったものなのでしょうか?

気・血の流れるルートとは

東洋医学では、
「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」という3つの要素が
体内を休むことなく循環し生命活動を維持している
と考えられています。
これを「気血水論」と言いいます。

その気・血が流れるルートというのは、
全身を張り巡らされた通り道「経絡(けいらく)」と呼ばれています。

血が流れるルートと聞くと「それって血管じゃないの?」と考えると思いますが、
血管ではありません。

東洋医学でいう血(けつ)は栄養分全体を表しており、
そもそも血液のことだけを指した言葉ではありません。

経絡は目に見える管があるわけではなく、もちろん血管とは異なったものです。
経絡は人体を解剖しても見当たらず、見ることはできないのです。

生命活動の柱

気・血・水は生命の活動となる柱です。

身体を構成する基本要素、
身体をめぐるエネルギー「気」は、生命活動の源。
全身に栄養を運ぶ「血」。
身体をうるおす「水」。

互いが影響し合って全身を巡り、人が生きていくためのエネルギーなのです。

この経絡を循環している気・血・水の流れが停滞などすると病気になると考えられており、
循環のバランスを良くすることで
病気の予防や改善ができると考えられています。

気が病んでしまうと病気になる、「病は気から」の語源はここからといわれています。
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経絡とツボ

経絡は、全身を巡る気と血の流れる通り道です。
そして、
その「経絡」上にあるのが「経穴(けいけつ)」、
つまり一般的に「ツボ」と呼ばれているものです。

経絡の流れは十四あり、
その経絡の流れに沿って点在する経穴を、別名「正穴(せいけつ)」ともいいます。

経絡の流れが滞ったり臓器に不調があると、その不調はツボにも反映されます。
ツボを刺激することで気・血・水の流れが良くなり、
身体を健康な状態へと戻すお手伝いができます。

耳つぼは、ツボじゃない

私たちが耳つぼと呼んでいるもののほとんどは、実は「ツボ」ではありません。

正穴といわれる、いわゆる「ツボ」の数は、
WHO(世界保健機構)で361穴と定められています。

その中に耳つぼはほとんど含まれていません。
耳つぼは「反射区」といわれる一定のゾーン(範囲)のことをいいます。

反射区
【よみ】 はんしゃく
反射区(はんしゃく)とは、手掌や足裏にある内臓や各器官につながるといわれる末梢神経が集中している場所のことである。
反射区を適度に刺激することによって乱れている身体の体調が整ってきます。

耳には母親のおなかの中にいるあかちゃん、胎児を投影しているといわれ、
全身の反射区が分布しています。
耳つぼのほかに、手のひらや足裏にも反射区やツボが集まっています。

その反射区やツボを刺激することで、
体内のバランスを整え正常な状態に導くことができるのです。
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最終更新日:2016/10/14

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